京都シティーハーフマラソン。

 心配されていた雨もなんとか降らずに本番を迎えられた。
なんと言っても7千人がエントリーすると、地下鉄はウインドブレーカー族だらけで、
スタート地点に集合すると凄まじい光景で、時折突風が吹いても全然平気だった。
予定通りの9時に号砲が鳴るが、全然進まず鳥居の下を潜るのに1分半かかった。
最初はやはり団子状態なので、周りの選手と接触しないように心がけ、
御池通に出たあたりから、前方のランナーが遅いと感じたなら、
無駄な動きでも横にずれて追い抜かさなければ、時間制限に引っかかってしまう。
そう5箇所も関門があり、最終的には2時間以内でゴールしなくてはならないのだ。
そして第一関門(5km)を通過した時は25分ぐらいで、制限より9分程余裕があった。
とりあえずこの位のペースで巡航し、そのまま無難に北山通りを通過できた。
国際会館を折り返したときは、徐々に完走できる様な実感が沸いてきた。
しかし白川通に出て15km地点を過ぎたあたりから、急激に右胸が
締め付けられるような感覚に襲われ、呼吸するのが苦しくなる。
ここで止まると終わってしまうので、ペースを落とし様子を見る。
かなりのタイムロスになったが、ようやく回復し先を急ぐ。
なんとか第五関門もクリアでき、あとはゴールを目指すのみ。
残り3km程は下り基調なのと、ゴールが近づくので自然とペースが上がってしまう。
そしてついに平安神宮に辿り着き、最後の鳥居のストレートを、
まるでロードレースのゴールスプリントのようにスパートしゴール!!
タイムは1時間43分で目標の完走が果たせました。
これは実に心地よく感動的なものだった。
このレースに出るきっかけを下さったヒキさん、教祖様には感謝します。
来年もまた走るだろう…。