飯田の件(ケン)

  今回はきついコースと聞いていたので、圧倒的に走行距離で劣っている自分は、
機材に着目し準備を進めた。まずステムをITMミレニアムに変更した。これで自分のバイクは、
デダチャイ製のN○K○アルミフレームに、サドルはsan marco アスピデ アローヘッドで、
セルコフのシートポスト、ハンドルこそNITTOだが、
INTER ○AXばりのバランスの良いバイクに仕上がった、と思う。
足回りはキシ団の自分は今回、密かに購入していた最高峰キシリウム ESを投入した。
これで、激化するカーボンバイク+DURA ACEの主流に、
アルミバイク(F/フォークはカーボン)+アルテの自分のバイクでも十分太刀打ちできる戦闘力になったはずだ。
  そしてゼリーを飲んでスタートした。最初の上りで前が詰まってきたので、
リンゴ畑まで永遠続く上りの事を考え、最初はインナーに落とし様子を見ることにした。
しかし回し過ぎたのか、ホイールが軽過ぎたのか、一気に自分のタコメーター
レッドゾーンに突入し、バックファイヤー状態に…。こりゃいかん、落ち着けとボトルを口にしたが、
そきほど飲んだゼリーとゼェゼェハァハァ状態でベトベトの喉に、
今回初めて使ったトリプル○ーボは、「激しい運動中でも飲みやすい、爽やかなレモン風味」
と言ううたい文句の割りに、ちと自分にはピリ辛過ぎてとどめを刺してくれた…。
みるみる抜かれまくって、や〜めたモードで1周目を終え、
開き直りモードで、2周目をアウターで上りはじめた。するとグイグイ進み頂上付近で
チームメイトのミヤモトを捕らえた。そのまま一緒に下り、最後のストレートをローテーションで走り
仲良く2周完了時点でDNFとなった。これはBR−3で初めてアシキリになった瞬間でもあった…。
これも全てU23日本代表ケンがBR−3に出てたからだと、
同じく1周半でアシキリになった若ちゃんと励ましあった。
  まっ、ケンちゃんと同じくU23で話題のコウヘイくんや新城くん、
その他メジャーな方々を拝めたので良しとしておこう。懲りない我らBR−3族であった(古賀さんを除く)。