対策。

  乗鞍ヒルクライムの秘策として新たな軽量パーツを試す事にしてみます。

それは 「CNC レーシングカセットコグ」 ズバリ一体物のカセットスプロケットの事です。

その特徴は軽量でなんと言っても一体物であるという事。 自分も日頃は機械加工に携わっており、

NC旋盤等で一体物のパーツを加工しておりますが、 こんな複雑な形状を量産するなんてすんごい技術です。



ちなみにNCとは Numerical Control (数値制御)の略で、 その特徴として、

1,  加工精度が高く製品に均質性がある。

2,  複雑な形状の加工が容易にできる。

3,  一回の段取りで複数の工程加工ができる。     (JIPMより)

などでありますが、 それでも流石にこんな加工まで可能とは恐れ入ります・・・。

 

そして決戦ホイールに装着するのですが、 あれっ、 うまくはまりません。 

説明書によるとホイールのメーカーや年式によってはフリーボディーと少し干渉があり、

切り欠け部をヤスリ等で削って嵌合がでるよう調整するとの事。

通常のカセットは一枚ずつのはめ込みが、 一体物は下部と上部の切り欠け部がしっかり合わないと

スッポリ入らないっていうことなんすねぇ〜。 純正のシマノホイールなら嵌っても、

外品ホイールだとこのような現象が起こるみたいです。

なのでR2Nさんに聞きながらスプロケの切り欠け部をヤスリで削ること1時間。

ようやく無事にはめ込むことに成功。 そして気になるバイク重量は7.5kgになりました。

いや〜、 今回の軽量化は疲れました…。