乗鞍スカイラインヒルクライム。

   結局、天候は回復することなく迎えた当日の朝。

目覚めに一杯のコーヒーを飲んでしまったのが運の尽きだった。

スタート地点は雨でとても寒く、 やはりトイレに行きっぱなしでありました。

とりあえず防寒着は下山用リュックに入れて預けたので、 M山さん案でゴミ袋を雨合羽の代用にしてました。

そしてスタート直前までトイレに行っており、 紛れ込んで並んだ位置が前のクラスの後ろだったので、

自分のE3クラスの前方でスタートすることに。 やはり先頭集団は最初から飛ばしまくりで、

完全にオーバーペースになってしまい、 側道に入って急坂になった途端バックファイヤー状態…。

前日の試走は禁止されており、 ギアの選択に困惑してしまい大幅なタイムロスとペースダウン。

とりあえず34×27で体調が回復するまで様子を見るが苦しいぃ…。

なんと言ってもヒルクライムなんで当然だが休む事ができないのである。

やはり20KM規模のヒルクライムとなるとマイペースを守ることが重要なんすね〜。

あとはゴールまで我慢大会。 景色もガスっててちっとも見えやしねぇ。

と、 ぼやきながらモガいていたらいつの間にやら雲上の世界に突入。

そこにはさっきまで降っていたはずの雨が止んで見事に晴れ渡っている。

これぞ乗鞍と思いたくなる瞬間でありました。

そこからはあまり景色を楽しむ余裕はありませんでしたが興奮していたのは確かです。

そしてあと2KMの看板。 あとは下ハン持って最後の力を振り絞ってなんとかゴ〜ル。

タイムは1時間23分と順位的に見ても不甲斐無い結果でありました。

それでも雲上の世界はまるでジャックと豆の木とでも言いましょうか、

まるでおとぎ話的な要素もありな大会でありました。

また今回もF野さんに送迎をお願いしてしまい、 本当にお世話になりありがとうございました。

そして家について後片付け。 ホイールを外して軽量スプロケを見るとなんと… (つづく)


  ↑  ゴール地点  (写真提供  F野さん)