白浜クリテリウム

 2年振りの実業団ロード。 しかも苦手意識のある予選・決勝方式のクリテリウム

上位25名が決勝進出だが今回は特別ルールとして、なんと毎周先頭通過した選手は無条件で決勝進出。

当然ラストの集団スプリントを避ける為には、各周で先頭通過しておいた方が断然有利。

しかし考えることは皆同じ。毎周数名のアタックがかかり、スプリント能力の無い自分にとっては、そんな事で毎回ムダ脚を使う訳にはいかず、やはり最後のゴールスプリントに賭けるしかなかったのです。

そしてファイナルラップ、バックストレートをシル○ストの動きに注意しながら最終コーナーを立ち上がり、後はゴール目掛けてフルスロットル!!・・・そして目視で10番手以内でなんとかフィニッシュしておりました。

結果は予選8位で、初めて決勝に進むことが出来ました。
しかし予選5位通過に驚きの選手の名前がそこにはありました!! なんと愛車の○ェラーリを売って70万円のLightweightのホイールを装着していたとの事です。やはり世界を戦ってこられた方はスケールが違います・・・。


そして迎えた決勝はというと、前半のハイペースをなんとか耐えしのぎ、あとラスト4周のバックストレートでなんと大落車。
危うく転倒した選手の顔面にいってしまいそうになったのでペダルから足が外れる程のフルブレーキング!!

当然集団は行ってしまい、たった一人で集団を追いかけることになり1周はモガいてしまう。
しかし結局ニュートラルになり、スタート地点から残り3周でリスタート。それだけではなく落車で集団から遅れた自分を含む3名はさらに10秒後のリスタート。この裁定には全く納得いかなかったが、そんな事は関係なくスタートしてしまい、もはやムダ脚で乳酸の溜まりまくった自分に10秒差を詰める余裕はなく、単独走行で幕。

ラストの単独走行は少し恥ずかしかったが、トレーニングと割り切った。これも経験ですね。

そしてチームの結果としては、S司君が4位フィニッシュ!!彼は経験から裏付けられたレース運びが持ち味で、機材の知識も豊富でマシンのセッティングも申し分なく、時折見せるオーラさえも感じ取れた。

そしてなによりショッキングだったのが、なんと監督の落車であった・・・。あの冷静な監督が何故と思ったがレースはリスクが付き物で何があるかわからない。 とりあえず今はお大事になさって一日も早い復活を願っております。

最後に、チームの皆様をはじめ、Mとじさん熊大さんご一行様にもお世話になり、大変たのしい一日でありました。
どうもありがとうございました。